「冥王星の男と女」に続く最終章。
薄井ゆうじが紡ぎ出す「男と女の不完全マニュアル」はいよいよ最終編を迎える。
第10弾『太陽の男と女』は、冒頭から砂漠を歩く男の喉の渇きが我が身に迫ってくるようでツライ…、その男の横で女は「楽しいわね」とのたまう。これはたまらないと読み進めると、神様を名乗る女、月から来た女、人形の女…いつものように次から次へと摩訶不思議な女が登場するのだ。101話でたどりついた先に見える男と女は……。
書籍名 | 男と女の不完全マニュアル「太陽の男と女」 |
カテゴリ | 文学 |
立ち読み | →中身をちょっと見る |
価格 | 366円(税込) |
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編集者からのコメント
1話は、原稿用紙7~8枚くらいなので、通勤電車のなかで、気軽に読み切れる長さです。男と女の、妙なバランスを描いた短篇集をお楽しみください。
目次
・目次
・砂漠
・計算
・神様
・服従
・満月
・人形
・滝壺
・幻覚
・旅人
・録音
・終焉
・奥付
著者紹介
薄井ゆうじ(うすいゆうじ)
1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン会社経営を経て、『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。『樹の上の草魚』で第15回吉川英治文学新人賞を受賞。主な著書は、『天使猫のいる部屋』『くじらの降る森』『12の星の物語』など。
著者リンク:~薄井ゆうじの森~ くじらの森~薄井ゆうじのBLOG